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大阪社会人カップの結果

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【日時】 2013年5月5(日)
【内容】 大阪社会人カップ1回戦 [30/30]
【会場】 J-GREEN堺 S-7面
【相手】 FC.LAZO (大阪1部)
【結果】 ●0-3 (0-1/0-2)
【得アシ】 なし
【メンバー】
GK : 白石
DF : 古川、桝井、井戸
MF : 柳田、松尾、延山、水上浩(54分梅田)、山本(39分平泉)、平井
FW : 小山
2013年度最初の公式戦、参加されたメンバー各位におきましてはご苦労様でした。人数不足で交代も満足に回せない状況下でしたが、参加してくれた皆さんに感謝です。
さて、このゲームは周知の通り年度で最初の公式戦、そして久々に格上と戦う貴重な舞台でした。この日は藤田も何とか仕事を抜け出し、プレーはできませんでしたが公式戦の雰囲気を味わいに会場に駆けつけることができました。
メンバーの集まりそのものは20名弱でしたが、せいじ・なむんの負傷、バルのダッチョー、土手の出席率不足、上月おっさんの体調不良などがあり、実際にプレーヤーとして数えられる頭数はスタメンの11名に梅田、平泉の13名のみ。特に攻撃面での交代要員がおらず、戦略的にも非常に苦しい戦いになりました。
スタメンは上記の通り。MF不足を受けて浩志を一列前に。右に民志が、トップ下にヤマと陽介が入り1トップに慎太郎という布陣でスタート。序盤は互角の展開も、こちらは公式戦特有の硬さやプレッシャーの速さに戸惑い、攻撃は蹴りこむだけのサッカーになってしまう。徐々に主導権を握られ、先制点を奪われ0-1で折り返し。
後半は風上で巻き返しが期待された矢先、開始2分で追加点を奪われ攻めに出ざるを得なくなる。ここでフォーメーションを変更して攻勢に出ようとしたところでさらに失点、0-3となる。
この後に考えていたメンバー変更。中盤で緩慢な動きが目立った浩志をDFに。強制的に守らざるを得ないポジションにして本来のポテンシャルを発揮させる。トップ下で精彩を欠いた山のところにキープ力があるヤナギを上げ、前線で体の張れる桝井を1トップに。中盤での競り合い強化のためこうすけをボランチに。
DF : 平泉、井戸、水上浩
MF : 古川、松尾、延山、平井、柳田、小山
FW : 桝井
以上のように変更。
この変更が機能し、少しずつ相手を押し込むシーンが出てくる。得点の匂いが出てきたところだったが、相手DFをかわそうと切り返したこうすけが足を滑らせたのがシミュレーションと判定され、前半にファウルで警告を受けていたこうすけは2カードで退場に。せっかく流れが傾きつつあったが、ヤナギをボランチに下げざるを得ず万事休す。そのままチャンスらしいチャンスを作れず無念の敗退となった。
ここで今回の試合で感じた要点をおさらいします。
・30分の試合の中で、ピリオドごとに10/10/10で分ける意識を持つこと。最初の10分は蹴りこむゲーム展開でいいけど、その後は勇気を持ってつないでいく時間も必要。その辺のスイッチというかメリハリをどうやってつけるかを考えていく必要がある。
・たらればの話は禁物ですが、攻勢に出ようとしたところでの3失点目が痛すぎた。また、不運な面もあったけどこうすけの退場がなければ1点でも2点でも返せたような気がする。
・格上の相手には現状の3バックでは守りきれない。サイドハーフの守備のヘルプや、全体の切替のスピードが求められる。
・不運な判定やイージーミスなど、想定外のことが起こりやすいのが公式戦。それも含めて結果をオーガナイズしていくのが本当の実力だと認識すること。
・メンバーの集まりなどいくつかのエクスキューズはあるものの、人を集めることも実力のうちやしチーム力が求められてる。
というような感じです。
しばらく負けてなくて、もしかしたら心のどこかで慢心していたところがあったのかもしれません。ただ、このレベルのチームに勝てるようになっていかないと公式戦で結果を出すことはできないし、ある意味この時期に頭を打てて良かったのかもしれません。
ピッチの中でのプレー面もそうですし、運営やメンバー集め、マッチメイクといったところも含めて本当に考えさせられる敗戦だったと思います。悔しいというのは簡単やけど、悔しいだけじゃなくて次のゲームに反映させて成長していかないと値打ちがありません。
この敗戦があったからこそ・・・と半年後に笑えるように頑張りましょう。
以下、個人寸評です。
白石:判断ミスで失点招く。2点は自責で考えて欲しい。
古川:軽率なファウルも含めて退場は痛い。反省して次に活かせ。
桝井:カバーが遅れるシーンもあったが徐々に修正、粘り強く対応。トップに入ってからは体を張ったプレーで攻撃の起点に。
井戸:思いのほか安定していた。全盛期の体に戻せ。
梅田:懸命にプレーしたが、相手を1対1でサイドに追い込んだときに距離感が遠く簡単にクロスを上げられていた。
平泉:必死に食らいつき味方を鼓舞。計算できる存在になってほしい。
松尾:広大にとってはしんどい展開のゲーム。こういうときに何を残せるか。
柳田:攻守に奔走したが報われず、個人的にはトップ下でのプレーももう少し見たかった。
延山:劣勢の展開で存在感発揮できず。得点力を活かすために中央でプレーさせても良かったかも。
浩志:切替が緩慢で見せ場も少なかった。DFに入ってからは修正したがメンタル鍛え直しなさい。
山本:全くボールが収まらず停滞を招く。
平井:時折ひらめきを見せるも実力発揮できず。サイドに入ってからの方が良い形でボールを持てていた。
小山:前線での連動やコンビネーションが少なく孤立。何度からしさは見せたが普段とは程遠い出来。

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