2/28 大阪社会人選手権準々決勝の結果
2010.02.28
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【日時】 2010年2月28日(日)
【内容】 大阪社会人選手権決勝トーナメント準々決勝 [35/35]
【会場】 長居第二陸上競技場
【相手】 近大五門会 (2010年大阪1部)
【結果】 ○4-0 (2-0/2-0)
【得点者】 桝井2(延山、柳田)、古川(新田)、柳田(土手)
【メンバー】
GK : 大久保
DF : 新田、井戸(61分此下)、古川、土手(69分後藤)
MF : 鎌田、延山(63分原弘晃)、崔、安達(55分原将志)
FW : 桝井(65分谷本)、柳田
SUB : 平泉、深夜稲見
【レポート】
NICE GAME!!その一言に凝縮された素晴らしいゲームでした。昨年の末、順位決定戦で完敗した相手に、今度はそれ以上の差をつけての完勝。しかも交替メンバー5名を有効に使いながら常に主導権を握っての勝利。ここ数ヶ月間でも新洋海運戦と並んでのベストゲームだと思います。
今日のポイントは、まずディフェンスラインの集中力。要注意人物の21番に翔大を中心に包囲網を敷き、ほぼ完璧に押さえ込みました。前半こそ数回危ないシーンがあったものの、後半は完全にゲームから締め出すことができてました。また、どの試合でもポイントになる前半・後半の立ち上がりにそれぞれ得点を奪い、逆に失点を許さなかったという点も非常に大きかったと思います。ゲーム運びの面で、そういったポイントになる時間帯に主導権を握る得点を奪い、守るときはしっかりクローズできていたのは大きな収穫です。特に、入替戦のエルマーノ戦において後半の立ち上がりに失点を許し、そのままズルズルと失点を重ねた内容を糧とし、試合への入り方が以前とは明らかに変わってきたと思います。そういった失敗を確実に克服していく力強さと、その問題点に対してチームとしてフォーカスしていく目的意識の高さこそが今のチームの最大の強みだと思います。
みんなが目の前ひとつひとつの試合に対してハングリーに臨み、そして課題の克服に向けて同じベクトルで動いている現状は、見ていて本当に気持ち良いし充実感もあります。これこそが「本気でサッカーをする」ことの最大の楽しみだと思います。
五門会はこの社会人選手権でも破竹の勢いで勝ちあがってきてました。初戦の明星SCに11-0で、次戦の㈱クボタには17-0で大勝。グループリーグ最大の山場であったSt.Andrewsにでさえ5-1と圧勝し、決勝トーナメントでは阪南パニックスに4-3、履正社に4-0で勝ち、勢いに乗っている状態でした。しかし、我々も一歩もひるまずに立ち向かい、結果として最高ともいえるスコアで勝つことができました。
今日の試合では得点差が大きかったこともありましたが、失礼ながらこれまで公式戦出場機会のあまりなかったこのぴー、まっくん、ひろあきにピッチに立ってもらえました。これは、バックアップメンバーの底上げのみならず、本人達のモチベーションの向上であったり、「みんなで試合に勝つ」という雰囲気を醸成できるためものすごく有意義だったのではないかと思います。
ついに歴史を塗り替え、ベスト4の領域に入りました。次に勝てば関西大会出場が決まるけど、相手も関係なし、会場も関係なし、天候も応援も関係なし。皮算用をして良いことなんて何もなかったので、やることはひとつ。これまでやってきた通り、全員で試合を楽しみましょう。そうすれば結果はおのずとついてくるはずです。
【個人評価】
大久保/6.0 キックの飛距離が物足りず、危なっかしい対応も何度かあったがそれでも無失点は立派の一言。
新田/6.5 すばらしいタイミングから繰り出すスライディングタックルで何度もピンチを防ぐ。FKからアシストも記録し、終盤はCBに移りながらも安定感は全く損なわれなかった。
井戸/6.5 細心の注意を払って21番を力強くケア。途中交替は残念だったがピッチ上ではほぼ完璧な内容。
古川/7.0 大きな大きな先制点をマークし、守備でもとても安定していた。率先して声を出しチームを引っ張っていた。
土手/6.5 日に日に安定感を増し、五門会相手でもこれだけやれると言わんばかりにアピール。芸術的スルーパスからヤナギのゴールをアシスト。
此下/6.0 テンパりながらも必死でやり切った。試合へのまっすぐな姿勢はとても好感が持てる。
後藤/なし まさかのノータッチで終了。
鎌田/6.0 中盤のバランスを取りながら危ないところを的確にケア。カウンター封じに絶大な効果。しょーもない警告は闘争心の表れと好意的に解釈しようぞ。
延山/6.0 何度からしくないミスもあったが、見事なクロスからアシストを決め、力強くボールを運ぶ。
原弘晃/なし 判断材料に乏しく採点不能。
崔/6.0 持ち味の瞬発力でセカンドボールを巧みに拾う。いつもよりイージーミスは多かったが中盤を見事に仕切っていた。
安達/6.0 いつも通りのパワフルなプレーで前線を活性化。得点にこそ絡まなかったが、相手の脅威になっていた。
原将志/6.5 卓越したテクニックとキープ力で、終盤の攻撃陣を牽引。ゴールが見たいところ。
桝井/7.5 2得点をマークし、文字通りエースならではの活躍。ポストプレーも意外と収まり、完全に攻撃の起点になっっていた。
谷本/なし 3タッチのみで判断材料に乏しく採点不能。
柳田/7.0 1得点1アシストと、要所要所で見事なプレー。体がキレてきたのか、その視野の広さが多いに活きている。
ユニフォームを並べ、メンバーの士気向上をはかる西村氏。しかし、これは完全に試合後からはじまるMVP投票を狙った「ポイント稼ぎ」である。
スーツの上から新ユニフォームを着用し、「記者会見風」に不敵に笑う西村氏。
カメラを向けられてもこの笑顔。最近、余裕も出てきたのか此下氏は大人の階段を着実に上っている。「永遠の独身貴族」は不滅である。
今日は新ユニフォームのお披露目。何度も案を練り直し今日に至っただけに感慨深いものがある。
本日のスターティングイレブン。この写真もだんだんサマになってきた。
開始早々、もっちんのクロスからこーすけが先制ゴール!!集客したときにこれを期待したい。
タイトなマークで守備陣を統率した井戸氏。負傷の回復具合が気になるところだ。
ヤナギデンが後半開始早々に3点目を決める。あの落ち着き・・・変態です。
気迫溢れるプレーでゴールに迫る桝井CAP。今日は意外にボールが収まっていた。今日は意外にボールが収まっていた。
桝井氏の渾身のヘディングシュートが炸裂!!ダメ押しゴールを奪う活躍を見せた。
将志氏、良い表情してます。チーム愛を感じますね。